鉄筋コンクリート造をはじめ、現代の建築物にとって重要な課題は建築廃材、とりわけコンクリート廃材の増加です。
また、少子高齢化の時代に突入し、スクラップ&ビルドを繰り返す余裕もありません。
環境の面、資源の面からも廃棄物を減少させ、建物の延命化を図ることが急務です。
「ラムダ改修カバーシステム」なら建物を解体せずに高機能化を実現。さらに、その美しい意匠により都市の景観づくりにも寄与することができます。
耐久性に優れたRC建物といっても、長年の間にコンクリートは劣化していきます。その劣化を抑え、建物の長寿命化を実現し、外壁も美しく再生。時代のニーズを捉えた画期的な改修工法です。
コンクリート躯体を乾湿や温冷の繰り返しストレスから解放させるためには、コンクリートと外気が直接触れないようにすることが効果的です。
ラムダをカバーに使えば、乾湿も温冷も躯体には直接届きません。また、躯体との間に通気層を設けることで、雨水などの湿潤も、熱射による空気も外部に速やかに排出。防水や断熱の効果を高め、ストレスを軽減させることでクラック等の発生を大幅に抑制することができます。