ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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第2編設計施工1ラムダに大きなひび割れが入ったり、折れてしまった場合は、次の要領でラムダの取替えをしてください。シーリング材増し打ち(3)ラムダの取替え①ヨコ張りa.取替えるラムダの中央部にパネルの長手方向にディスクグラインダーで切り込みを入れ取除いてください。b.取付けるラムダのメス実(Aの斜線部)を切断してください。c.切断面は専用のシーラーを塗布してください。d.取付けるラムダの下部のラムダのオス実先端部にシーリング材を増し打ちしてください。e.取付けるラムダのオス実を、上部のラムダのメス実に押し込み下図のように合せてください。f.ステンレスシーリングビスを使用し、胴縁とパネルの間にゴムスペーサーを入れてビス止めしてください。②タテ張りヨコ張りと同じ要領で取替えてください。上下方向の位置あわせのため下部にカイモノをしてください。4-2シーリング工事シーリング工事は、乾式外装材にとって非常に重要です。シーリングメーカーの施工要領に従って施工してください。4-2-1一般事項①ラムダを張り終わったら、すぐにシーリングを施工してください。長期間放置する場合は、ラムダが雨水で濡れないよう必ずシートで養生してください。特に中空部が濡れないようにしてください。変質させたり、ラムダに浸透したりして目地周辺を汚染することがあります。シーリング材と塗膜の組合わせの問題となりますので実績のある材料の選定をお願いします。②シーリング材としては、変成シリコーン系を使用してください。この材質のものであってもまれに塗膜を③ラムダを現地塗装する場合は、必ず塗装工事の前にシーリング工事を行ってください。4-2-2シーリング寸法①ラムダ小口ジョイント部、ラムダと出隅材・コーナー役物との取合い部は目地幅10㎜を確保し専用のハットジョイナーまたはバックアップを使用してシーリングをしてください。②サッシ枠、配管・配線の貫通部、換気扇フードのはめこみ部、板金部など他部材とラムダとの取合い部は幅15㎜のシーリングをしてください。③水切およびタテ張りジョイナーの上側とラムダとの間は通気路・排水路確保のためシーリングをしないでください。62


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