ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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第2編設計施工2-2-2設計計算の手順1(1)法的条件の確認③次項の強度計算による所要断面性能から使用可能なラム①建物の用途、立地条件などで防・耐火構造の必要性を確認ダの範囲が狭められることがある。する。それにより必要な材料・工法を選択する。④胴縁材は基本的にC-100×50×20×2.3を使用する。②それぞれの認定工法によって、胴縁間隔の許容最大寸法(詳細は次節以降に解説する。)が変わってくる。(P.33〜34参照)(2)風圧条件の設定・計算①市町村毎、また「市街地」などの立地条件によって算定基礎となる風速(風圧)が異なってくるのでこれらを設定し、計算により風圧力を求める。②再現期間を勘案する。*再現期間とは100年に一度の暴風というような長期耐久性上の危険要因を係数で評価するものです。建築基準法の計算指針では再現期間50年で計算されているため表面に出てきませんが、計算式の元となった日本建築学会の荷重指針では建物の使われ方によって評価することになっています。(3)使用材料の選定①基本的に意匠から最初のラムダの材料選定がおこなわれる。②防・耐火の法的条件により使用可能なラムダの範囲が狭められることがある。(板厚など)(タテ張・ヨコ張)(4)胴縁間隔の計算①風圧力が計算されていれば胴縁の間隔を決めることで、ラムダと胴縁にかかる荷重条件が定まるので、許容範囲内か否かを検証する。<ラムダ止め付け保持力の可否><ラムダパネルの破断強度可否、たわみ可否><胴縁鋼材の破断強度可否、たわみ可否>②タテ張りの場合ラムダ自重による荷重負担を、開口部がある場合開口部に関する荷重負担を、関係する胴縁鋼材の強度・たわみ可否の検証に勘案する。③胴縁のたわみの条件で「否」となることがある。ヨコ張りで階高が高いため、胴縁の支持スパンが長いことによるケースが多い。この場合は多少胴縁間隔を狭めてもクリアしにくい。対策として階高中間に受け梁を設けると効果的である。2-2-3防・耐火構造による胴縁間隔の制限(1)防火構造認定の最大胴縁間隔(風圧力による制限は別に考慮する必要があります。)単位:㎜ラムダ銘柄ヨコ張りタテ張りラムダL18-ヨコラムダL18-ヨコ300ラムダL18-タテラムダL20-8FラムダL25-2RラムダL25-5SラムダL25-10Sラムダ20ヨコP-Yラムダ20ヨコP-300ラムダ25-7S20Pラムダストライプ27PラムダワイドP※1(鉄)1,000[PC030BE-9202](鉄)1,000[PC030BE-9202](木)606[PC030BE-9201](木)606[PC030BE-9201]※1:ワイドの個別認定の胴縁材はC-100×50×20×2.3で認定を取得していますが、□-100×100×2.3でご計画ください。[]内は認定番号(鉄):不燃下地(木):木下地33


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