ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


>> P.23

第1編ラムダの物性と諸性能(3)止め付け方法1①強化せっこうボードは、セルフドリルリングビス皿頭(下張り3.5d×25ℓ㎜以上、上張り4d×40ℓ㎜以上(客先手配))で胴縁に止め付けます。止め付け位置が、ラムダの位置と重ならない位置を選びます。強化せっこうボード(下張りと上張り)の目地について、横目地は重ならないようにずらして施工してください。縦目地は重ねて施工することも可能です。②透湿防水シートせっこうボード上に、スプレーのりまたはタッカーで止め付けます。張り方はヨコ張りとし、下から張り上げ、重なりは縦90㎜以上、横150㎜以上とします。(P58、59参照)③ラムダは、止金具による浮かし張りとします。浮かし張りは金具の保持力の範囲で使用してください。(保持力についてはP.35〜36を参照してください。)(4)1時間耐火構造止金具はセルフドリルリングビス丸頭4d×45ℓ㎜でせっこうボードを貫通させて、胴縁に止め付けます。割付で実をカットした場合、ノンビス工法(P.46〜49)を用いるか、ビス止する場合は止金具の浮かしに相当する厚さの硬質ゴムスペーサーを用いてドリル(4.8Φ)と皿錐で、ラムダおよび下地に下穴をあけ、ステンレスシーリングビスで止め付けます。ラムダの厚さ・浮かし寸法に応じて5d×75ℓ㎜または5d×85ℓ㎜を使用してください。注意せっこうボードは水に弱く、カビの発生も考えられますので雨天時の養生には十分注意してください。梁:柱:角形鋼H形鋼FP060BM-0496(鋼材サイズ:H-250×125×6×9㎜以上)FP060CN-0770(鋼材サイズ:□-150×150×6㎜以上)FP060CN-0775(鋼材サイズ:H-150×150×7×10㎜以上)また、吹付け4時間以内に未乾燥状態の試料を切取り、早期判定により品質を確認しながら吹付けを行ってください。梁柱鋼材形状裏打材の仕様について※上記表のように柱の鋼材としてH形鋼を使用する場合は必ず裏打材の施工が必要になります。壁と鋼材の距離が近い場合でも裏打材は必要ですのでご注意ください。あり又はなしあり又はなしH形鋼角形鋼H形鋼裏打材あり※1※1鋼材サイズ150×150㎜の場合のみなしでも構いません。吹付けロックウール透湿防水シートラムダケイカル板(不燃材NM-3543)下地材15188防水紙施工の場合①外壁とラスの取合部裏打材を施工する。裏打材はねじ(Φ3×65㎜以上)で止め付けてください。壁と柱の距離が近く裏打材の取り付けが困難な場合はなしでも構いません。②柱と外壁の間に力骨を梁に溶接して取り付ける。取付け間隔は455㎜以下で施工してください。③ラスを柱と外壁の間に張り、結束線(Φ0.8㎜)を用いて力骨に固定する。④吹付けロックウールは厚さ25㎜以上、密度0.28g/㎤以上。面積5㎡ごとに厚さの確認をしてください。3-4-2ロックウール吹き付け耐火構造認定(ロックウール工業会加盟各社)耐火30分FP030NE-930420㎜t(施工管理基準25㎜t)耐火1時間FP060NE-930530㎜t(施工管理基準35㎜t)(ともに吹付けロックウール嵩比重0.3以上)●本認定に係る認定書等のご請求はロックウール工業会加盟各社に行ってください。●本工法施工の場合、詳細についてはロックウール工業会、もしくは加盟各社の資料を参照し、さらに設計事務所、元請を通じ地域の建築主事に確認してください。●当工法は住宅瑕疵担保責任保険の適用外になりますのでご注意ください。23


<< | < | > | >>