2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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一般的なクラックの補修方法●サイディングのクラックが確認された場合には、下記の補修手順にしたがって補修してください。補修の手順手順1V溝の加工2V溝の清掃3専用プライマー塗布4パテの充填と表面仕上げ5補修塗料によるタッチアップ補修方法説明図カッターナイフ等で斜めにカットしてV溝に加工します。V溝の幅:3〜7mm程度V溝の深さ:3〜7mm程度※注:必要に応じてクラックの先端に貫通孔をあけます。(▼下図参照)断面図V溝ナイロンブラシ等でV溝のカット面を掃除します。※注:必要に応じてマスキングテープで養生します。専用プライマーをV溝のカット面に刷毛で十分に塗布します。V溝(先端の孔含む)にパテを隙間なく充填し、ヘラ等を用いて表面柄にそって補修整形します。※パテがはみ出した場合にはきれいに除去します。※マスキングテープを貼った場合は、ゆっくりと取り除きます。パテの指触乾燥(目安として20℃で40分程度)後、補修塗料を刷毛等でパテ表面をタッチアップ補修します。※補修塗料の種類によりプライマー処理が必要な場合があります。刷毛パテヘラ刷毛※注:クラック先端部の孔あけ(クラック伸長防止)①ひび割れの先端を見つけます。②先端部にφ3mm程度の貫通孔をドリルであけます。▼③上記補修手順でクラック部分を補修します。▼クラックの先端部を上から見た図3mm程度[パテ材]オートンアドハー3500、またはオートンフラットパテ(オート化学工業(株)製)※上記は一般的な方法で、実際には物件の状況に応じた補修を行う場合もあります。167


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