2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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釘打ち箇所例幅方向千鳥1本打ち(推奨)釘打ちライン80以上500以下500以下500以下釘は、破風板端部から80mm以上離して留め付けてください。施工時にクラックや割れが発生した場合は、破風板を張り替えてください。やむを得ず張り替えができない場合は、脱落防止のため、必ず釘・ねじの増し打ちを行った上、サイディング本体のメンテナンスに従って補修してください。)屋根材野地板水切りスクリューリングネイル破風板破風下地スクリューリングネイルシーリング軒天井ボード●軒天井ボードは、破風下地表面より前に突出しないようにしてください。●破風板と接する軒天井ボードの木口部は、必ず防水のため木口用シーラーを塗布してください。釘打ちライン破風下地上以m80mスクリューリングネイル破風板軒天井ボードシーリング●水平に施工できるよう、確認しながら取り付けて下さい。破風板出隅の留め付け出隅にはあらかじめ先孔が2箇所あいています。先孔のあいている所に付属の釘で留め付けを行ってください。出隅施工時、自動釘打ち機は使用できません。先孔(φ3.4)釘頭周辺の補修(詳細は155ページ)補修は、専用の補修塗料をご使用ください。補修塗料は、同梱の撹拌棒で十分に(2分以上)撹拌してください。必要最小限の面積でたれない程度に塗布してください。省施工破風板の施工省施工破風板の施工について破風下地破風下地は、反り・ねじれ・不陸のない木材(厚さ15mm以上)をご使用ください。※軒裏構造認定を使用する場合は、その仕様に従ってください。下地材にラワン材等の腐朽しやすく、割れやすい樹種をご使用になりますと、剥落事故を招く恐れがありますので、絶対に使用しないでください。破風下地取り付け後、不陸・突起物がないことをご確認ください。特に、釘頭や金物類が破風下地から突出しないようにしてください。(破風板は、垂木に直接留め付けず、破風下地に留め付けてください。また、破風板の割り付けは、破風板と破風下地のジョイン卜部が重ならないようにしてください。)軒天井ボードを破風板より先行して取り付ける場合は、軒天井ボードが破風板裏面より前に突出しないようにしてください。突出する場合、軒天井ボードの寸法を調整してください。破風板の釘打ち位置の下には、必ず破風下地を設けてください。※垂木へ直接留め付けないでください。※下地が鉄骨下地の場合でも同様に、木材の破風下地を設けてください。材料加工(切断)防塵タイプの電動丸鋸を使用し、刃物にはダイヤモンドチップソーを使用ください。破風板の製品木口・切断木口は、専用の刷毛(木口塗装用)を使用して予め補修塗料を塗布してください。補修塗料は、同梱の撹拌棒で十分に撹拌してからご使用ください。圧縮目地材の貼り付け補修塗料塗布後、塗料が乾燥したことを確認し、木口に圧縮目地材を貼り付けてください。幅10×幅10mmの圧縮目地材は、製品の木口断面部の長さに合わせてカットし、製品表面から1mm程度の位置に表面形状に沿うように貼り付けます。1mm程度圧縮目地材の色はホワイト、グレー、ブラックの3色です。仕様は下記を参照ください。【ホワイト(BEP009)】Wファリーホワイト、Wミルトアイボリー【グレー(BEP014)】Wファインステン【ブラック(BEP010)】Wエボニーブラウン、Wチャコールブラック破風板の留め付け破風板施工時は、木口断面部の圧縮目地材を厚さ3mm以下になるまで圧縮し、破風板どうしを合わせて釘打ちを行ってください。釘(スクリューリングネイルL40mm)は幅方向千鳥打ちで留め付けてください。釘は、破風板端部から80mm以上離して留め付けてください。釘ピッチは、500mm以下(幅方向千鳥打ち)としてください。先孔は不要です。また、自動釘打ち機の使用が可能です。自動釘打ち機を使用する場合は、多少釘頭が残る程度に圧力を調整し、最後の一締めを手で行ってください。128圧縮目地材10mm3mm以下(φ6〜7mmが目安です。)


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