2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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軒天井ボード金具工法施工仕様アトラフィット中間野縁を使用する時の施工手順例軒先金具の戻し方例中間野縁を使用するなど大板を施工する場合、下記の方法を参考にすると施工がしやすくなります。(1)各金具、軒元見切りについては前ページと同様に留め付けてください。(2)軒元側に軒天井ボードを差し込んでください。(3)軒先金具をスライドさせますが、まずは軒天井ボードの中央部にある軒先金具をスライドさせてください。(4)中央部をスライドさせることにより手を離すことができます。(端部の軒先金具1つのみをスライドさせた状態で手を離すのはやめてください。)(5)その後、端部側の軒先金具をスライドさせてください。(6)中間野縁部への留め付けは接着剤を塗布した部分を狙って、フィニッシュネイルで留め付けてください。(目地用ビスを使用する場合は、先穴(φ2.)をあけて留め付けてください。)(7)軒先見切り先端を軒先金具に差し込んで、軒先見切りを固定用ねじで留め付けてください。一度スライドさせた後、再度軒天井ボードを取り外す際の軒先金具の戻し方は以下の方法です。ただし、何度も繰り返しスライドをさせるとゆるくなる場合がありますのでその状態の軒先金具は使用しないでください。◆スライド金具を指で戻す場合指で引く軒天井ボード●人差し指と中指をスライド金具部に引っ掛け引っ張ってください。①軒元見切りに軒天井ボードを差し込む。◆スライド金具を当て木を使用して戻す場合軒先金具軒の出1820mmの場合①差し込む軒元見切り軒天井ボード当て木②中央部軒先金具をスライドさせ軒天井ボードを固定する。この状態で手を離すことが可能です。②中央をスライドさせる軒先金具軒の出1820mmの場合●当て木をスライド金具部に当て、ハンマー等で軽く叩いてスライドさせてください。強く叩き過ぎるとスライド部がゆるみますので注意してください。また、当て木は軒天井ボードを傷つけないように軒天井ボードに当たる部分はテープ等で保護してください。◆スライド金具をくさび等を使用して戻す場合軒元金具軒元見切り③両端の軒先金具をスライドさせ固定する。④中間部の留め付けを行ってください。③両端部をスライドさせる軒先金具④中間部を固定軒の出1820mmの場合接着剤+フィニッシュネイルまたは目地用ビス軒元金具軒元見切り114軒天井ボード軒天井ボード木口部と軒先金具がはまっている部分にくさび等を入れ込み、金具をスライドさせていく。軒天井ボード●軒天井ボード木口部と軒先金具がはまっている部分にくさび等を入れ、ハンマー等で軽くゆっくり叩いて隙間を作ってください。指が入るまで広がれば、スライド金具部を手でつかみ戻してください。木口を傷つけないように注意してください。


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