2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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ケラバ部施工手順軒天切り欠き部●ケラバ部に使用する軒先見切りは、通気孔の無いものを使用してください。【ケラバ頂部下地組み例】軒先野縁W30×H30以上軒元野縁W30×H30以上【軒天井ボードに切り欠きがある場合の例】●軒天井ボード幅の1/4以上を切欠く場合、野縁を追加して釘、ねじで下図のように固定してください。●野縁下面は、破風下地下面から5mm下げて施工してください。野縁の高さが同じ場合は、5mm厚、または5.5mm厚の合板を野縁に取り付けてから軒天井ボードを留め付けてください。●釘打ち位置は、材端から20mm以上内側に入った位置に行ってください。軒天井ボード幅方向●軒元軒天頂部カバーを軒元野縁に先付けして、軒元見切りを差し込んでください。軒先野縁W30×H30以上軒天井ボード幅方向の1/4①軒元軒天頂部カバー軒元野縁W30×H30以上②軒元見切り【施工順】軒元野縁③軒天井ボード②軒元見切り①軒元軒天頂部カバー幅方向1/4を超える場合はねじを留め付けてください。910910485以下485以下485以下485以下破風下地ねじ打ち箇所に野縁を取り付けるねじ打ち箇所に野縁を取り付けるねじA部軒元金具軒元金具●A部について493以下493以下493以下493以下493以下493以下軒元見切りポーチ柱などがあり、軒天井ボードを軒元金具正面側からはめ込むことが出来ない部位に軒元金具を使用すると、軒天井ボードが軒元金具のバネ部にあたり施工することが出来ません。A部のような場所には軒元野縁を上図のように追加し、軒元金具位置と切り欠き部にねじ留めしてください。【軒天井ボードに切り欠きがある場合の例(ポーチ柱廻り)】【ケラバ取合部下地組み例】破風下地(W30×H120以上)軒先野縁を使う場合(W21×H90以上)軒先金具軒先野縁W30×H30以上軒先野縁W30×H30以上軒先金具軒天井ボード調整部分軒元野縁W30×H30以上軒元金具485mm以下485mm以下軒の出方向野縁がある場合は軒元見切りを切り欠いて使用してください。目地用野縁W30×H30以上ケラバの端部については目地用野縁を追加してください。軒元野縁W30×H30以上フィニッシュネイルorねじor釘(L40mm以上)※端部にシーリングを打った場合は軒の出方向野縁に2本以上打ってください。勾配ケラバの端部はシーリング処理、若しくは軒の出方向野縁を配置し、軒元見切にて納めてください。三角エンドパネル用平板など軒の出寸法軒元野縁W30×H30以上ねじ留め軒元見切り軒元金具ポーチ柱留め付けねじ材について(木造、軽量鋼製下地共通)●軒天目地用ビス(BSBDM001)を使用する場合は軒天井ボードの目地部に先孔(φ2.0)を空けてから施工してください。●軽量鋼製下地に軒天目地用ビスを使用する場合は、t0.5以上を使用してください。●軒天目地用ビスはねじ頭径が小さくなっております。番手#1の十字スレンダービットを使用してください。●ねじ頭が溝部表面より沈み込まないように留め付けてください。●留め付け後は、ねじ頭等適切な補修を行ってください。補修の大きさはねじ頭がちょうど隠れる程度(目安φ4〜5mm)としてください。●木目調の場合は補修塗料セット内の目地用をお使いください。約4mm軒天目地用ビスBSBDM001)φ1.9×L32mm約1.9mm113


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