2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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軒天井ボード金具工法施工仕様アトラフィット軒裏30分準耐火構造対応:QF030RS-0403QF030RS-0404共通(軒天井ボード厚さ:t12対応)アトラフィットについて●軒天金具工法は軒天井ボードを軒先金具と軒元金具で保持する新しい施工方法です。本施工要領をよく読み、正しく施工してください。●使用できる軒天井ボードは12mm厚品に限られます。6mm、14mm品は使用できませんので、ご注意願います。●原則軒天井ボード先行で施工した後、破風板を留め付けてください。【軒天金具工法金具】軒天寸法補助線44mm本寸法を測定し、軒天井ボードをカット任意寸法鼻隠し下地先端からの距離④軒天井ボードの軒先側を持ち上げて、軒先金具に当てる。下地固定部④スライド部バネ部バネ部軒先金具品番:BTK-DNS02軒元金具品番:BTK-DNM01●軒先金具は、スライド部を動かすことで、軒天井ボードを固定します。【軒天金具工法見切縁】軒先見切り(通気孔あり)品番:BGK-S01□□1軒先見切り(通気孔なし)品番:BGK-S02□□1軒元見切りBGK-M02□□1⑤軒先金具のスライド部を矢印の方向に動かして、動かなくなるところまでしっかりと嵌め込む。⑤●軒先金具に軒天井ボードを留め付けたときに切り欠きの見え方で正しく施工できているかどうか確認できます。施工後の軒先金具を確認してください。切り欠きが1個見える切り欠きが見えない切り欠きが2個見える軒天井ボード軒先金具の切欠片側(軒元側)が軒天井ボードに隠れている状態であれば、正しく施工されています。正しく施工されていれば、左図のように切欠が1つだけ見えます。切欠部拡大軒天井ボード●切り欠きが見えない場合は一度、軒天井ボードを外して寸法を見直してください。寸法が指定より長いか、軒元金具にしっかりと納まっていない可能性があります。●切り欠きが2つ見える場合は軒天井ボードの寸法が短くなりすぎています。指定寸法に切り直して再度施工してください。色品番□□ホワイト:WH、グレー:GR、ライトブラウン:LB、ダークブラウン:DB、ブラック:BLアトラフィット軒天井ボード固定方法①軒元野縁に軒元見切り・軒元金具を取り付ける。軒勝ちでの施工の場合、軒元金具のみの施工でも構いません。②軒先野縁or鼻隠し下地に軒先金具を取り付ける。その際、金具端部を下地端部(破風板裏端)に合わせて取り付ける。破風下地がW30mm×H120mm以上の場合、軒先野縁は不要です。③軒天井ボードを指定寸法にカットし、軒元金具に差し込む。軒先野縁①軒元金具施工軒元野縁軒元見切り軒元金具軒元見切りと軒元金具は共締め可軒天井ボード軒先金具③軒天井ボードを軒元金具に差し込む端部基準②軒先金具施工鼻隠し下地or軒先野縁破風下地の寸法がW30mm×H120mm未満破風下地の寸法がW30mm×H120mm以上破風下地端合わせで軒先野縁(軒の出方向野縁も可)に留めつけ(孔2を使用)破風下地に直接留めつけ可(孔1を使用)⑥軒先見切りを取り付ける。孔1A部孔27mm⑥軒先見切りは軒先金具のスライド部に差込みながら取り付ける。その後ねじ留め。切り欠き●軒天井ボード寸法が600mmを超える場合、中間野縁を追加してフィニッシュネイル+接着剤、ねじ、釘のいずれかで留め付けてください。軒先金具(納品時)A部拡大軒天寸法補助線【タツ勾配の場合の注意事項】●軒先金具には軒天寸法補助線があります。施工する軒天井ボードの寸法を測る際に使用してください。軒天井ボードの寸法は軒元金具内部から軒天寸法補助線までとしてください。●軒天寸法補助線の両脇の金具端部に7mm間隔の切り欠きがあります。軒天井ボードの寸法はこの切り欠きの間に必ず納めてください。112●金具用留付ビスおよび軒先見切り用留付ビスを孔1に留め付ける場合は左図のように留め付けてください。●破風下地の厚みによりますが貫通する恐れがあります。


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