2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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鉄骨横張り通気金具庇・下屋根との取り合い部換気口の取り付け(先付けタイプ)庇、下屋根との取り付け部は、10mm程度の隙間をあけてください。サイディングの切断木口面に木口用シーラーを2回塗りしてください。2回目の塗布は、1回目が乾燥してから行ってください。切断木口が見える場合は木口用シーラーを塗布し、乾燥してから補修塗料を塗布してください。(詳細はP17参照)ただし、横張り施工において、隙間から雨・雪の入り込む恐れのある場合は、妻側の庇、下屋根との取り合い部に接するサイディングの切断木口面にバックアップ材(小丸棒)を差し込み、シーリング材を充填してください。DRESSE〈ドレッセ〉は、中空構造となっているため、中空孔内を雨水が走る場合があります。雨仕舞は十分に注意してください。換気口はサイディング施工前に取り付けてください。サイディング施工後に取り付けると壁体内に湿気が入る構造になりやすく、結露等の原因となります。サイディングバックアップ材シーリング材シーリング材サイディングスペーサー10mm程度シーリング材防水紙防水テープバックアップ材雨押さえ板金庇、下屋根との取り合い部は、雨押さえ板金との立ち上がりを60mm以上としてください。公庫仕様については、屋根材によって120mm以上必要なことがありますので注意してください。)庇、下屋根との取り合い部のサイディング下端は、直線になるように施工してください。勾配のある庇については勾配部分の端部には水返しを入れ、かつ、漏水防止のシーリング工事を行ってください。30mm以上スペーサー換気口廻りで不陸がでる恐れのある場合は、十分に注意してサイディングを施工してください。換気フード内では、結露が発生しやすく、結露水が壁体内に漏水しないようにスリーブの継手にシーリング工事を確実に行ってください。強制換気扇に防虫網がついた自然換気用フード等を取り付けると目詰まりを起して結露の原因となることがありますので注意してください。換気フードとサイディングの隙間は10mm程度あけ、シーリング工事を行ってください。湿気の高い部屋の換気口は、水切れのよいものを選定してください。(詳細はP16参照)切り欠き部・小幅物切り欠き部の施工1.開口部廻りの切り欠き部の切り込み長さは、板幅の1/2以下にしてください。切り込み長さが板幅の1/2を超える場合は、切断してシーリング目地を設けてください。2.コーナー部の切断は切り込み過ぎるとクラックなどの発生原因となりますので注意してください。3.板幅の1/2以下の場合は、必ずドリルでφ4.0mmの先孔をあけ、座掘りした後、施工してください。施工時は、ねじの留め付け箇所の下に、必ずスペーサーおよび下地があることを確認してください。)板幅板幅の1/2以下1/2を超える場合は、線部を切断してから使用する(シーリング目地を設ける)部:コーナー部切り込み注意板幅窓42


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