2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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ハットジョイナー(バッカー付き)の施工方法<D金具50通気構法用スターター(BTK-D05)の留め付け状態>防水紙「通し張り」も可。「重ね張り」の場合は、左右両側とも柱の幅程度重ねるシーリング材D金具50通気構法用スターターステンレスビス35(BSBD001)短尺出隅mm51約①切り欠き50〜55mm度程mm1②切り落とし20mmバッカーハットジョイナー(バッカー付き)を土台部で使用する際、ロングスターターとの干渉を避けるため、以下の要領で切り欠き加工を行ってから施工してください。ハットジョイナー①底面・側面を下端から50〜55mmの位置で切り欠き側面は1mm程度残すように切り欠いてください。②天面を下端から20mmの位置で切り落としハットジョイナー(バッカー付き)は切り欠きを行った底面がロングスターターの頂部に当たるようにして留め付けてください。ハットジョイナー(バッカー付き)ロングスターターの頂部に当てるハットジョイナー(バッカー付き)の接合部は、サイディングのメザネ先端と同じ高さになるのが正しい施工の目安となります。サイディングの嵌合部にバックアップ材の切り欠きを合わせてハットジョイナー(バッカー付き)を取り付けます。ハットジョイナー接合部10mm程度※土台水切※1時間準耐火構造とする場合は10mm以下土台水切とサイディングの間はシーリング材等で塞がないでください。通気および結露水の排出ができません。土台部および土台に接する柱・間柱に使用する木材は、特に乾燥したものをご使用ください。サイディング施工後柱の収縮によりサイディングが下にずれた場合は、サイディングが破損する恐れがあります。サイディングの下端をカットして使用する場合は、木口からの吸水を防ぐために木口用シーラーを2回塗りしてください。2回目の塗布は、1回目が乾燥してから行ってください。切断木口が見える場合は木口用シーラーを塗布し、乾燥してから補修塗料を塗布してください。詳細はP17参照)水切に当てキズやすりキズ等をつけないでください。2×4工法は、下地が動いてサイディングが下がる可能性がありますので、補強のためサイディングの上から釘またはねじで留め付けてください。釘・ねじは長さ2730mmに対して3本留めが目安です。在来構法の場合も下地が動く可能性がある場合は、同様に固定してください。ねじ留め時に発生する切り粉・金属粉は、金属に付着すると錆の原因になりますのですぐに拭き取ってください。また、金切りハサミ等で切断した後も、切り粉・金属粉を完全に取り除いてください。その他の金属役物についても同様です。278サイディングバッカー嵌合部には十分な量のシーリング材を充填するとともに、へら押えでしっかりと押し込んでください。土台部土台水切とサイディングの下端の間は毛細管現象による吸水の防止、結露水の排出および荷重による変位吸収のため、約15mmの隙間をあけて施工してください。ロングスターターを使用しない場合は、バタツキ防止のため、防水テープを使って防水紙を土台水切に貼ってください。【通気構法用ロングスターターを使用する場合】通気構法用ロングスターターにあいているねじ孔に500mm以下のピッチでねじ留めしてください。ねじ孔以外の位置に留め付ける場合は、ねじ孔の高さに合わせて、φ4.5mmの孔をあけた後、ねじ留めしてください。水平の墨出し線を引いた後、通気構法用ロングスターターの上端を墨出し線に合わせてからねじ留めしてください。(切断した場合、切断した端部はバリが発生していたり、変形している恐れがありますので、墨出し線に合わせるのは、切断端部から50mm程度内側にしてください。)<通気構法用ロングスターター(BTK-G17)の留め付け状態><D金具100通気構法用スターター(BTK-D04)の留め付け状態>防水紙土台防水紙防水テープ土台ステンレスビス35(BSBD001)D金具100通気構法用スターターmm51約土台水切通気構法用ロングスターターmm51約土台水切33


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