2024 内・外装材 設計施工説明書

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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土台部張り出し部1つ目の留め付け金具(D金具60)は、必ずスターターのすぐ上に取り付けてください。(取り付けなかった場合、張り出し部でのサイディングの押さえがきかず、サイディング脱落の原因となります。)土台水切とサイディングの下端の間は毛細管現象による吸水の防止、結露水の排出および荷重による変位吸収のため、約15mmの隙間をあけて施工してください。受け金具の裏面全体が横胴縁にかかるように取り付けてください。土台水切とサイディングの間はシーリング材等で塞がないでください。通気および結露水が排出できません。サイディングの下端木口面には、木口からの吸水を防ぐために木口用シーラーを2回塗りしてください。2回目の塗布は、1回目が乾燥してから行ってください。切断木口が見える場合は木口用シーラーを塗布し、乾燥してから補修塗料を塗布してください。詳細はP17参照)水切に、当てキズやすりキズ等をつけないでください。ねじ留め時に発生する切り粉・金属粉は、金属に付着すると錆の原因になりますのですぐに拭き取ってください。また、金切りハサミ等で切断した後も、切り粉・金属粉を完全に取り除いてください。その他の金属役物についても同様です。<縦張り受け金具(BTK-D10)の留め付け状態>サイディングD金具60mm51約ステンレスビス35(BSBD001)縦張り受け金具(BTK-D10)防水紙土台90mm以上横胴縁mm51約土台水切出隅部防水紙は「通し張り」も可。「重ね張り」の場合は、左右両側とも柱の幅程度重ねて張ってください。出隅部の下地組は、役物をしっかり取り付け、防水性と耐衝撃性を確保するために縦胴縁を使用してください。釘の端打ち寸法(30mm以上)が確保できるように胴縁を設置してください。シーリング材のみでの施工は行わないでください。サイディングの横ズレを防止するために必ずハットジョイナーを使用してください。ハットジョイナーは釘またはねじで、1mピッチで留め付けてください。同質長尺出隅の釘打ち箇所に、必ず先孔φ3.5mmをあけた後、L=45mmの釘を用いて留め付けてください。<縦張施工用受け金具(BTK-A06)の留め付け状態>防水紙出隅部では「通し張り」も可「重ね張り」の場合は、左右両側とも柱の幅程度重ねる防水紙90mm以上横胴縁サイディングD金具60mm51約ステンレスビス(付属品)縦張施工用受け金具(BTK-A06)mm51約土台水切土台ハットジョイナー横胴縁90mm程度縦胴縁30mm以上10mm程度※30〜35mm長尺出隅※1時間準耐火構造とする場合は10mm以下スペーサーリングネイルシーリング材29


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