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パラペット・オーバーハング部オーバーハング部には、オーバーハング部用水切(出隅・入隅もあります)を使用し、サイディングとの隙間を10mm程度あけてください。ただし、1時間準耐火構造とする場合は10mm以下としてください。)サイディングの下端は、木口からの吸水を防ぐために必ず木口用シーラーを2回塗りしてください。2回目の塗布は、1回目が乾燥してから行ってください。切断木口が見える場合は木口用シーラーを塗布し、乾燥してから補修塗料を塗布してください。スペーサー防水紙防水テープ壁当り軒先部50mmオーバーハング部用水切ベランダ・バルコニー(サイディングとの取り合い)笠木の壁当たり接合部にはシーリング工事してください。サイディングとベランダとの取り合い部には捨て入隅、防水テープ等で十分に雨仕舞を行ってください。バルコニー表側のサイディングとオーバーハング部用水切の間は、入隅部の端から50mm程度シーリング工事をしてください。バルコニー表側サイディング防水テープシーリング材10mm程度笠木下屋根軒先部には雨水が壁に伝わらないように雨押さえ板金を斜めに立ち上げるか、軒先にストッパーを取り付けてください。ストッパー(屋根施工者が行う)下屋根部シーリング材サイディング軒先部は雨漏りが起こりやすい部位ですので必ず漏水防止のシーリング工事を行ってください。軒ゼロ・けらばゼロの納まり図例●下記図は軒ゼロ・けらばゼロの納まり図例となります。●通気部材(現地調達)を使用して通気からの空気の排気口を確保してください。●防火構造が必要な場合は、防火認定のある通気部材を使用してください。【軒ゼロ納まり例】屋根材下地鼻隠し10mm以上20mm程度45mm15mm以上通気部材捨シーリング縦胴縁防水紙サイディング20㎜通気部材固定くぎ※不織布部へのくぎ・ねじ打ち禁止横張り施工の場合サイディングリングネイル上※以度m程mm0m301オーバーハング用水切縦張り施工の場合サイディングD金具60※度程mm01オーバーハング用水切軒天井ボードバックアップ材(現地調達)横胴縁シーリング材防水紙防水テープ横胴縁軒天井ボードバックアップ材(現地調達)ステンレスビス35(BSBD001)縦張り受け金具シーリング材※1時間準耐火構造とする場合は10mm以下縦張り金具工法の場合、オーバーハング部のサイディングの下端には必ず縦張り受け金具を設置してください。留め付け金具のみでサイディングを固定した場合、建物の揺れ等の影響でサイディングが下がったり脱落する恐れがあります。不都合の恐れのあるオーバーハング部施工例横張り通気金具施工例【けらばゼロ納まり例】シーリング材同質出隅シーリング材上記のような通気層を塞ぐ施工をするとサイディング裏側に流入した雨水や壁体内結露水の排出ができず、サイディングおよび軒天井ボードの基材劣化を引き起こす恐れがありますので行わないでください。くぎ又はねじ通気部材シーリング材20mm程度サイディングけらば水切屋根材破風板(鼻隠し)通気部材片面粘着防水テープ野地板防水紙くぎ又はねじスペーサー縦胴縁12mm程度15mm程度20mm程度<止水処理2>先行シーリングまたはEPDMなど<止水処理1>先行シーリング横張り金具施工例防水紙くぎ又はねじ縦胴縁サイディング14
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