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新機能炭酸マグネシウム

当社は1949年に炭酸マグネシウム(塩基性)の製造を開始しました。
炭酸マグネシウムは主にゴム補強材として長年使用されてきましたが、当社では応用分野を広げるべく炭酸マグネシウムの組成や粒子形状のコントロールについて検討を重ねてきました。ここでは、4種類の機能性炭酸マグネシウムを紹介します。

一般特性と粒子性状
  板状単分散
炭酸マグネシウム
針状
合成マグネサイト
合成タイチャイト 合成アイテライト
組成式 4MgCO3・Mg(OH)2
・4H2O
MgCO3 MgCO3・Na2CO3
・0.5Na2SO4
MgCO3・Na2CO3
外観 白色粉体 白色粉体 白色粉体 白色粉体
結晶型 単斜晶系 六方晶系 立方晶 六方晶系
真比重 2.25 3.00 2.57 2.74
モース硬度 3.5 3.5 3.5-4.0 3.5
屈折率 1.52-1.55 1.51(ε)、1.70(ω) 1.51 1.45(ε)、1.61(ω)
分解温度 約200℃ 約500℃ 約400℃ 約400℃
粒子形状 板状 針状 八面体 八面体
SEM 板状単分散炭酸マグネシウム 針状合成マグネサイト 合成タイチャイト 合成アイテライト

板状単分散炭酸マグネシウム

特徴

  • ・1μm径の単分散粒子であり、各種溶媒、プラスチック等への分散性に優れています。
  • ・高アスペクト比の不定形板状粒子であり、高い配向性を示します。
  • ・汎用品の炭酸マグネシウムよりも高い分解温度を有しています。

期待される用途

  • ・ガスバリア剤、吸放湿剤、アンチブロッキング剤、吸着剤、補強材、収縮防止剤

粒度分布
粒度分布
熱分析データ
熱分析データ

針状合成マグネサイト

特徴

  • ・真比重、モース硬度が小さく、耐熱性の高い長径約40μm、短径約5μmのマグネサイトの針状粒子です。
  • ・アスペクト比約8の針状粒子であり、高い配向性を示します。

期待される用途

  • プラスチック補強剤、ろ過助剤、アンチブロッキング剤、触媒担体、賦形剤、摩擦材、熱伝導性フィラー

合成タイチャイト

特徴

  • ・真比重が小さく、耐熱性の高い八面体の結晶で、シャープな粒度分布を有しております。
  • ・屈折率が樹脂に近いため、樹脂に配合しても透明を維持します。
  • ・粒子サイズは約3μmと約150μmの2種類あり、用途に応じてご使用頂けます。

期待される用途

  • 光拡散剤、アンチブロッキング剤、熱伝導性フィラー

粒度分布
粒度分布
(アクリル樹脂配合シート写真)
アクリル樹脂に5、10wt%配合した際に透明を維持 アクリル樹脂配合シート写真