大都市を中心に地下や屋上を有効に利用する建物が増えています。建築現場では廃棄物削減や資源の有効利用・工期短縮が一般的となり、多くの湿式工法は乾式工法に変わりつつあります。
ラムダ地下・屋上防水シリーズは湿式工法の問題点を解決した乾式工法で、有害な廃棄物を出さずに工期短縮と耐久性を追求した「ラムダ地下二重壁工法」と「ラムダ屋上防水立上り保護工法」があります。
拡大を続ける地下空間。建物の地下をはじめ、地下駅・地下街などで活躍するのがラムダを使用した地下二重壁です。
防水性・防露性はもとより、施工性・メンテナンス性もよく、しかも空間の美観向上にも寄与するラムダ。
人が快適に利用できる地下空間づくりを目指して、「ラムダ」の世界はますます広がっています。
ビル屋上の立上り防水層を保護するため、「屋上防水立上り保護壁」が、パラペット内部に施工されますが、この保護壁には、従来よりブロック、レンガ、モルタルを用いた湿式工法が主流とされてきました。
しかしながら、これらの工法には、施工に手間がかかること、漏水事故の発生の際、原因調査や補修が困難であることなどのデメリットが指摘されていました。
これらの問題点を克服した画期的な施工法としていま注目されているのが「ラムダ屋上防水立上り保護工法」です。
この工法は、セメント中空押出し成形材「ラムダ」を保護パネルに用いた乾式工法であり、従来の湿式工法に比べ、施工面、強度、意匠性、さらにメンテナンスにわたるまでラムダのトータルなメリットが活かされ、すでに数多い施工実績を重ね、高い信頼をいただいています。
ラムダが、時代を担う工法を誕生させました。
ラムダは、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」9章2節に示された乾式保護材で、一般社団法人 公共建築協会の乾式保護材(防水立上り部)※として品質・性能評価を取得した建築材料です。