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第3章Cシリーズ3-2-2ラムダブリックCシリーズの施工(1)ラムダブリックCシリーズの施工に必要な工具P.78を参照してください。他に水盛りホース、ベビーサンダー、タイルカッター、金ゴテが必要です。(2)ラムダブリックCシリーズの各作業ラムダブリックCシリーズの施工工程に基づく各作業の内容の基本的な事項は、ラムダと共通しています。①施工前の点検作業施工前の点検作業については、P.61によりますが、以下についてご留意ください。・ラムダブリックCシリーズの割付け墨は、タイルパネルの働き幅を300㎜としてください(ワイドの場合は600㎜)。②ベースパネルの止め付けベースパネルの止め付けについては、P.43〜46によりますが、以下について留意してください。③一次シーリングシーリング材の推奨材質、シーリング寸法、シーリング工事および完了後の点検等シーリングに関わる事項については、P.62〜64を参照してください。④タイル工事・割付図を基にタイル3〜5枚程度毎にCシリーズベースパネルに縦の位置墨を打つか、あるいは垂直に水糸を張ります。ベースパネルの縦ジョイント部は変成シーリングに・ベースパネル3枚毎にとなり合うパネルとの水平て防水処理をしてください。横ジョイント(嵌合部)は(W7㎜×4㎜、ワイド8㎜×5㎜)のポリエチレンバックアップ材を挿入してください。他部材への接着剤の付着を避けるために十分に養生を行ってください。・尚、タイル張り付けに関しては接着剤は外壁タイル用弾性接着剤を使用し、接着剤メーカー・タイルメーカーの技術資料に従ってください。・使用するタイルは乾式接着張り用とし重量は接着剤込みで20kg/㎡以内とします。またタイル寸法は目地込みでh=300㎜としパネル嵌合目地をまたいでタイルを張らないでください。確認を行ってください。・ラムダブリックCシリーズのベースパネルの止め付けは、ステンレスシーリングビスを使用したビス止めとしてください。(ワイドの場合は止金具も使用できます。)・止め付けに際しては、鉄骨用ドリル(3.8φ)と皿錐でベースパネルと下地胴縁に下穴をあけてビス止めしてください。2・ラムダブリックCシリーズのベースパネルは、ヨコ張りで使用してください。(ワイドの場合はタテ張りが可能です。)切込み部分の細かい加工にはベビーサンダーを使用してください。標準ビス止め位置ベースパネルは、メス実側から100㎜(ワイドの場合は200㎜)となる位置に、ビスを使用して止め付けてください。端部は小口から25㎜以上離してください。117