ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


>> P.115

第3章ラムダブリックCシリーズ3-1設計・納まり3-1-1ラムダブリックCシリーズの構成ラムダブリックCシリーズは、下地となるベースパネル、付属部材、および仕上げとなるタイル、タイル用接着剤で構成されています。Cシリーズはベースパネルにタイルを乾式接着させて張り付ける工法です。ベースパネル(L18-ヨコ300、20ヨコP-Y300、ワイドP)ベースパネルL=2,990※ワイドの場合は600働き幅300※3-1-2ラムダブリックの壁構成ラムダ20ヨコP-Y300はタイル張り重量に耐えられる止金具がありませんので、ビス止め工法により止め付けます。ラムダL18-ヨコ300、ワイドをベースパネルとした場合は止金具も使用できます。ラムダブリックはシール切れ等のバックアップとして、透湿防水シート(トーシツくん)などによる二次防水の採用を条件としています。その他の壁構成の基本的な事項は、P.31〜32を参照してください。3-1-3下地の設計とラムダブリックベースパネルの取付け(1)ベースパネル下地胴縁の設計胴縁の設計計算の手順は、P.33を参照してください。胴縁の強度計算に余裕があっても下地胴縁の間隔は600㎜以下としてください。(2)下地胴縁の一般事項および注意事項2注意下地胴縁の間隔は600㎜以下としてください。下地胴縁の一般事項および注意事項は、P.38〜41を参照してください。ただし、下地の不陸はタイルの仕上がりに影響しますので、胴縁の不陸は2㎜未満としてください。(3)ベースパネルの止め付け方法ラムダ20ヨコP-Yの止め付けは5㎜厚硬質ゴムスペーサー、シーリングビスを使用したビス止め工法としてください。ラムダL18-ヨコ300、ワイドをベースパネルとした場合は専用の止金具も使用できます。ビス止め、金具止め工法の基本的な事項は、P.43〜49を参照してください。(4)割付けベースパネルの割付けはパネルをまたいでタイルを張らないようにするため、タイルのモジュールへの配慮が必要です。サッシなど開口部の取付け位置・寸法は設計段階であらかじめタイルの割付けに合わせて、決定する必要があります。禁止パネルをまたいでタイルを貼ることは禁止です。■鉛直方向の割付け軒天井下やパラペット笠木の下に小さな切断パネルが入らないように、ベースパネルの鉛直方向の割付けは、パネルの働き幅300㎜とタイルのモジュールでの割付けを基本としてください。■ベースパネルの最小寸法・切欠き寸法パネルの最小寸法・切欠き寸法については、P.51〜52を参照してください。115


<< | < | > | >>