ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


>> P.68

5-2接合部のシーリング5-2-1パネル働き幅両端の接合シーリング第2編設計施工1工場で打設される定形シーリングで止水されます。働き幅を規定値より大きく施工されますと漏水の原因となります。張り仕舞い部、サッシ取り合い部などパネル幅方向が切断される部位においては不定形シーリング施工となります。5-2-2パネル小口両端のシーリング(小口ジョイント部シール)基本的に幅10㎜を確保し専用のハットジョイナーまたはバックアップを使用して不定形シーリングを施工することになります。深さ方向には調整のためバックアップ材などを使用しますが、ラムダ嵌合部はパネル厚みが薄くなっていますのでその部分を考慮したラムダ純正のバックアップ材をご使用ください。5-2-3他部材との接合部シーリング基本的に幅15㎜の不定形シーリングを施工することになります。小口ジョイント部が幅10㎜なのに対して他部材接合部では幅15㎜としています。これは他部材とパネル間の相対移動量がパネルとパネル間の移動量より大きいと評価しているためであります。5-3二次防水、三次防水の考え方5-3-1二次、三次防水とは一次、二次、三次という表現はバックアップ防水が順次行われるということを意味した言葉であり、壁構成や視点の置き方で例えば防水シートは二次になったり、三次になったりしますので使用材料個々のものが何次であるということは重要視していません。いろいろなバックアップが行われることが重要であり、組合わせることで異種の原因に対処が可能になると考えています。5-3-2透湿防水シートP.58を参照してください。68


<< | < | > | >>