ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


>> P.54

3-1-2開口部回り(1)18・20シリーズの場合第2編設計施工1①サッシは外付けサッシまたは半外付けサッシを使用してください。耐火工法の場合は、額縁付サッシを使用してください。⑦サッシ側面からのシーリング打設は、シーリング材が定形シーリング端部と接触せず嵌合部より漏水する原因となりやすいので禁止します。②内付けサッシはラムダの小口処理ができないため使用しないでください。③サッシ下枠の出寸法は、ラムダ表面より30㎜程度あるものを選定してください。⑧開口部は必ずトーシツくん(透湿防水シート)とサッシとをラムダ防水テープ(幅50㎜)で確実に貼り付けてください。⑨寒冷地域では特に結露防止のため、二重サッシや断下枠の出がタイルの表面より30㎜程度確保できない熱サッシを使用してください。タテ断面側面打タテ断面雨風ダムラ材グンリ-シグン位リグ部-ン全定シシリ完水形-不漏サッシ枠シ-リングヘラ押さえは十分におこなう禁止サッシ回りシーリングの側面打ちの禁止サッシ30程度サッシ30程度15場合は水切を設けてください。出寸法の確保がなされないと、水だれによるラムダの表面の汚れが発生します。寒冷地においては流下水がラムダに吸水され、それが凍結して塗膜剥離や凍害につながります。④連窓の場合、枠と枠との接合部に目板を設けて納めますが、目板下部の水切を設けないと、この部分から壁内側に漏水します。水切を設けたり、防水テープを貼るなどして、漏水防止に万全を期してください。⑤連窓の場合、内部浸入水・結露水の排出機能を確保するために上部に一定の間隔(@750〜1000)で水抜パイプを設けてください。⑥開口部の周囲は必ず幅15㎜のシーリング目地を確保してください。サッシなどの他部材とのシーリング寸法は、挙動追従性を確保するため、幅15㎜としています。シーリング材の専用プライマーを塗布後シーリング工事をおこなってください。開口部の両サイドに縦目地がくる場合は、開口部の左右縦方向にラムダ取付用の下地を設け、この部分の目地幅は全て15㎜とします。(2)ワイドの場合サッシは外付けサッシのみを選定してください。パネルが厚肉のため、半外付けサッシでも正規のシーリング施工ができません。耐火工法の場合は、額縁付サッシを使用してください。30程度15ワイドタテ断面54


<< | < | > | >>