ラムダ設計施工説明書ver.171

一般住宅・店舗・高層ビル・病院・工場など用途に応じた建材ニーズを的確にとらえ、窯業系建材の不燃外装材(外壁材)、不燃内装材(内壁材)、耐火パネル、 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


>> P.52

第2編設計施工5213-1-5水切水切は外部からの風雨の浸入を防ぎつつ、壁空間内への漏水や結露水を排出させるために壁最下部に設けるものです。水切は最下部に位置する関係で外装材の重量を支える機能をもたせることもあります。3-1-4笠木/パラペット回り①笠木の出寸法は30㎜以上としてください。張り出すことにより雨水がラムダ表面を大量に流れ表面を汚損するのを防止します。②笠木の勾配は内側にとり、水平または外側にとった設 計はおこなわないでください。内側にとることにより、 雨水が外観上問題になる外側に流れ汚損するのを防止します。③笠木の継ぎ目には、笠木メーカーの標準に従い、防水の必要上必ずジョイントピースをつけてください。④シーリング代は幅15㎜確保してください。パラペット、ベランダ、塀などの笠木を水平、または外側に勾配をとった施工はおこなわないでください。ラムダ表面に雨水、融雪水が多量に流れ、塗膜の劣化を早め壁面に浸透し、基材の損傷や凍害の発生にもつながります。禁止①ラムダでは「腰掛付水切」という名称の水切があり、これはラムダのメス実を嵌合させることができるのでラムダヨコ張り工法での最下段に使用してラムダの自重を支えさせることができます。これ以外の水切では最下段のラムダをビス止めするなどの方法が必要になります。ラムダタテ張り工法に対応した自重を支えるタイプの水切はありません。なお腰掛付水切は水が滞留するため寒冷地では使用できません。②水切は内部の浸入水を排出させる機能が必要なので、ラムダの下端と水切の取合部は10㎜の隙間を設け、 シーリングをしないでください。シーリングでふさぐと内部結露水などを屋外へ排出できなくなります。③トーシツくんは水切の屋外側へ、ラムダ金具止ビスもかぶせて張り付けてください。④基礎水切部が雪に覆われ氷結すると、内部結露水や融雪水が水切上およびラムダ裏面・メス実部に滞留し凍害の原因になります。基礎を高くしたり、雪囲いを設けるなどの対策を考えてください。3-1-6パラペット下部パラペット下部は経年的なシール劣化などに備え壁内の漏水を排水可能なように開放しておく必要があります。したがって、出隅共材などのようなコーナー部材を使用することは適当ではありません。ヨコ張りの場合は下端部は見えがかりにしても意匠的に問題ありませんが、タテ張りの場合中空穴が露出するので見えがかりは適当ではありません。納まりの方法は以下の方法があります。いずれも本書資料編の納まり図集に掲載していますので参照してください。(P.172)①アルミ見切縁(下がり壁下端見切縁)使用方式 パラペット下部に水切を設け、その水切の先端をパラペット軒裏側へ曲げこみ、見切材としたものです。軒裏のラムダとはジョイントシールで納めます。出入隅役物も準備しています。タテ張り、ヨコ張り双方に適合します。②留縁使用方式 パラペット下がり壁材を片持ちで軒裏材より下まで延長し、納める方式です。軒裏材は漏水を呼び込まないよう、防水テープを挟み込む形で留縁を下地にビス止めしたあと、その留縁と軒裏材をジョイントシールで納めます。外内ラムダΜ18外内3030ラムダΜ18下り壁下端見切縁ラムダ出隅共材ラムダ出隅共材のヨコ使いは出来ません。


<< | < | > | >>