ラムダ設計施工説明書ver.181

一般住宅・店舗・高層ビル・病院・工場など用途に応じた建材ニーズを的確にとらえ、窯業系建材の不燃外装材(外壁材)、不燃内装材(内壁材)、耐火パネル、木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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1製品保証について1製品保証の基本弊社は「日本窯業外装材協会<NYG>」および「NPO法人・住宅外装テクニカルセンター<JTC>」に加盟し、その一員として企業活動を行っております。NYGでは窯業系サイディングの保証の考え方を会員各社に示しています。個々の企業の方針は各企業にゆだねられておりますが、弊社もその考え方を反映し弊社における保証についての考え方を整理いたしました。外装材は家電製品のように商品単独で性能を発揮するものではなく、建築物の一部に使用されてはじめて性能を発揮するものであります。また、建築施工という形で建築物に取り込まれるものであって、単独に存在するものではありません。したがいまして、製品性能の論議には設計や施工の視点が必要になります。すなわち、誤った使われ方、不適切な施工などは製品性能に悪影響を与えます。ラムダでは本書「設計施工説明書Ver.181」にメーカーの希望する「標準施工」を規定しています。標準施工に合致した設計、施工、工事管理、維持管理がなされることによってはじめて製品性能が発揮されますので、メーカーによる製品保証も当然標準施工に基づいた施工物件に対して可能になってきます。具体的には1.設計編の規定に合致した設計2.下地などラムダ施工前の適切な施工3.ラムダの適切な施工4.後工事などにおけるラムダ施工後の外壁の適切な保護5.建築物管理者による適切な維持管理が重要なポイントです。ラムダでは3.の適切な施工に関して、「ラムダ販売施工店」に対して管理者・施工者教育を適宜実施しております。NYGではサイディング施工にあたって「窯業系サイディング施工士」による施工を求めていますが、ラムダにおきましてもラムダの施工教育を受けた施工士による施工をお願いしております。1.の設計に関しましては本書に詳細に記述したつもりではありますが、ご不明な点につきましては弊社営業所またはラムダ販売施工店へご相談ください。2.4.の関係工事に関しましては元請さまの適切な工事監理、ご指導が重要でありますのでご配慮いただきたいと考えます。5.の維持管理につきましては本書P.75に記述がありますが、別途同じ内容でお客さまへお配りできる印刷物を準備しておりますので弊社営業所またはラムダ販売施工店へご請求ください。92ラムダ10年保証システムラムダでは製品単体の性能だけでは外壁としての性能が保たれず、ひいてはラムダ製品保証も実質的に意味の無いものになってしまうことから、設計段階,施工段階の品質も合わせて確認することで外壁としての性能保証を実質的に確保しようとする行動を起こしています。「ラムダ10年保証システム」がその具体的な姿です。これにつきましてはP.127に説明の章がありますのでご覧のうえご採用いただきますようお願いいたします。3ラムダの耐用年数の考え方<NYGの考え方より>一般的に外装材の耐用年数はその耐久性(紫外線に対する耐候性、凍結融解に対する対抗性)に対する、劣化因子や劣化対抗因子(立地条件、水周りなどの使用場所、軒の深さなどの条件)、さらに、主要構造部(柱、土台等)や胴縁等の下地の挙動などの影響も大きく受けます。したがって外装材単独の耐用年数を論じてもあまり意味がなく、建物全体の耐用年数の中で関係付ける必要があります。つまり、建物の目標耐用年数により各部位、各部材に要求される目標耐用年数が決まってくるということです。以上のような考え方から「何年持ちます」とか「耐用年数(耐久性)何年」とは言えず、説明によっては誤解も招きます。一般建築の分野での耐用年数は、社団法人建材産業協会のガイドラインにも示されているように「通常の使用状態で、しかも適切な手入れをしながら使用した場合の目標とする製品の寿命」とし目標耐用年数と表現します。したがって、この耐用年数と外装材の製品保証期間とは直接関係はありません。また不具合が発生した場合でも耐用年数と絡めた議論は避けたほうがよいと考えています。住宅の平均寿命は、日本の場合は26年、アメリカは44年、イギリスは75年といわれています。平成12年に施行された「品確法」の住宅性能表示基準では、劣化対策等級が設定され、等級3:住宅が限界状態に至るまでの期間が3世代(75〜90年)以上等級2:同2世代(50〜75年)以上となっています。すなわち、世代あたりの居住期間は、25年〜30年となります。各世代のごとに大規模な手入れ(外装張替え)を想定すると、外装の目標耐用年数は、おおむね30年になります。


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